このコースで手に入れられること
コーポレートファイナンスとは、企業がどのようにお金を集め、どこに投資し、どう価値を生み出すかを考える学問です。このコースを修了すると、経営の意思決定を財務的な視点から理解し、評価できるようになります。
新規事業への投資判断、M&Aの評価、資金調達の選択肢の比較など、ビジネスの重要な局面で「なぜその判断が妥当なのか」を論理的に説明できる力が身につきます。
投資判断の手法
NPV、IRRなど、プロジェクトの採否を判断するための分析手法を使いこなせます
資本コストの理解
WACCの計算と活用方法を学び、適切なハードルレートを設定できます
企業価値評価
DCF法など、企業の価値を算定するための基本的なアプローチを習得できます
こんな思いを抱えていませんか
投資案件の評価に自信が持てない
新規プロジェクトや設備投資の提案を受けても、それが本当に価値を生むのか、財務的な観点から判断する基準が曖昧。感覚的な判断に頼ってしまっている。
財務部門との会話がかみ合わない
資本コストやハードルレートといった用語が出てきても、その意味や重要性をきちんと理解できていない。財務的な議論についていけないもどかしさがある。
経営層への報告で説得力が足りない
提案の財務的なインパクトを数字で示したいが、どのような分析をすれば説得力が出るのか分からない。直感だけでは経営層を納得させられない。
キャリアの次のステップに備えたい
マネジメントや経営企画のポジションを目指しているが、財務的な素養が不足している自覚がある。体系的に学ぶ機会を探している。
こうした課題をお持ちの方に、このコースは設計されています。コーポレートファイナンスの基礎を押さえることで、ビジネスを見る目が確実に変わります。
理論と実践を結びつける学習
教科書的な知識だけでなく、実際のビジネスシーンでどう活用するかを重視しています。スプレッドシートでのモデル構築を通じて、手を動かしながら理解を深めます。
テーマ1:時間価値とキャッシュフロー
お金の時間価値という概念を理解し、将来のキャッシュフローを現在価値に換算する方法を学びます。すべての財務分析の基礎となる考え方です。
テーマ2:資本予算と投資判断
NPV(正味現在価値)、IRR(内部収益率)、回収期間法など、プロジェクトの採否を判断するための手法を習得します。実際の投資案件を想定した演習で実践力を養います。
テーマ3:資本コストとWACC
株主資本コスト、負債コスト、そしてそれらを加重平均したWACC(加重平均資本コスト)の計算方法と活用場面を学びます。企業の「資金調達コスト」を理解することで、投資判断の基準が明確になります。
テーマ4:企業価値評価の基礎
DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー法)による企業価値算定の基本を学びます。M&Aや事業売却などの場面で活きる知識です。
テーマ5:資本構成と配当政策
最適な資本構成の考え方、レバレッジの効果とリスク、配当政策の選択肢について学びます。経営戦略と財務戦略の接点を理解します。
10週間の学習の進め方
毎週、テーマごとの解説資料と演習課題をお届けします。理論を学んだ後、スプレッドシートを使った実践的な演習に取り組むという流れで、知識を確実にスキルへと変えていきます。
週6〜8時間程度の学習時間を想定していますが、お仕事の状況に合わせて柔軟に調整いただけます。分からないところは質問していただきながら、着実に進めていきましょう。
時間価値の概念
現在価値、将来価値、割引率の概念を理解し、基本的な計算ができるようになります。
投資判断の手法
NPV、IRR、回収期間法を学び、投資案件の評価ができるようになります。
資本コストの算定
株主資本コスト、負債コスト、WACCの計算方法を習得します。
企業価値評価
DCF法による企業価値算定の基本を学び、簡易モデルを構築します。
総合演習と応用
学んだ内容を統合し、実践的なケーススタディに取り組みます。資本構成や配当政策についても学びます。
サポート体制
演習課題への詳細なフィードバック
財務モデルのテンプレート提供
質問へのメール対応
修了後も教材アクセス可能
受講料のご案内
コーポレートファイナンス基礎コース(10週間)
税込価格
料金に含まれるもの
分割でのお支払いについてはご相談ください。法人でのお申込みも承っております。
学習の進捗と成果
段階的なスキル習得
各週の演習課題を通じて、学んだ概念を実際に使えるスキルへと変えていきます。提出された課題には、講師が丁寧にフィードバックをお返しします。
理解が曖昧な点は、質問や追加の演習で補強できますので、置いていかれる心配はありません。
修了時の到達点
10週間のプログラムを修了すると、投資判断や企業価値評価の基本的な分析を自力で行えるようになります。
財務部門との会話でも、専門用語や分析手法を理解した上で議論に参加できるようになります。
実務への応用
このコースで学ぶ内容は、日々の業務ですぐに活かせるものばかりです。新規プロジェクトの評価、取引先の財務分析、経営層への提案など、様々な場面で「財務的な視点」を持って判断できるようになります。
安心して始めていただくために
無料相談で適性を確認
このコースがご自身の目標やキャリアに合っているか、事前にしっかり確認していただけます。財務諸表分析コースとどちらが適しているかなど、迷われている場合もお気軽にご相談ください。
前提知識のサポート
財務諸表の基本的な読み方が不安な方には、補足資料をご用意しています。基礎から始めたい場合は、財務諸表分析コースとの組み合わせもご検討ください。
柔軟な学習ペース
お仕事が忙しい時期は、学習ペースを調整できます。カリキュラムの進行についてはご相談に応じますので、無理なく継続していただけます。
実務で使えるテンプレート
プログラムで使用する財務モデルのテンプレートは、修了後も実務でご活用いただけます。投資判断やバリュエーションの場面で、すぐに使えるツールとなります。
受講までの流れ
無料相談のお申込み
下記のフォームまたはお電話にて、お気軽にご連絡ください。ご都合の良い日時を調整いたします。
オンライン面談
現在のお仕事、学習の目標、お持ちの知識レベルなどを伺い、このコースが最適かどうか一緒に検討します。
お申込み・お支払い
ご納得いただけましたら、正式にお申込みいただきます。お支払い方法についてはご相談ください。
学習スタート
開始日に合わせて初回の教材をお届けします。10週間で財務の考え方を身につける旅が始まります。
他のコースもご覧ください
ご自身の目標に合わせて、最適なコースをお選びいただけます